子どもが「見てみて!」と言ってくることは日常的によくありますよね。描いた絵やブロックで作った作品、ちょっとした仕草まで、大人に見てもらいたくて仕方がない様子。しかし、この「見てみて!」には、単なる承認欲求以上の深い意味が隠れています。
多くの親は、「うん、見たよ!」「すごいね!」と声をかけてしまいがちですが、子どもが本当に求めているのは「興味」や「関心」。ただ見るのではなく、しっかりと見つめてもらうことで、子どもは安心し、満足感を得るのです。
目次
不安からくる「見て!」もある
実は、子どもの「見て!」には2種類の意味があります。
- 不安からくる「見て!」
- 何かを確認してもらいたいとき
- 危険なことをしていないか見守ってほしいとき
- 自分の行動が正しいか不安なとき
- 「見て!」ではなく「興味を持ってほしい!」
- 自分の作品を自信をもって見せたいとき
- 「こんなことができるようになったよ!」と成長をアピールしたいとき
- ただ単純に親と気持ちを共有したいとき
「よーく見せて!」で満足度がアップ!
子どもが何かを見せてきたとき、ただ「すごいね!」と声をかけるだけで終わるのではなく、
- 「どこが一番上手くできたと思う?」
- 「これはどうやって作ったの?」
- 「すごいね!もう少し近くでよーく見せて!」
と、興味を持っていることを伝える言葉を加えることで、子どもは「ちゃんと見てもらえた!」と感じます。
特に「よーく見せて!」と言うだけで、子どもはニヤっと嬉しそうな表情を浮かべたり、自信を持ったりするもの。これは、親が「本当に関心を持って見てくれている」と感じるからです。
まとめ:親のちょっとした声かけで子どもは変わる!
子どもが「見てみて!」と言ってきたとき、大切なのは「興味を持って関わること」。ただ見るだけではなく、「よーく見せて!」と声をかけたり、子ども自身に説明させたりすることで、子どもの満足感は大きくアップします。
「よーく見せて!」たったこの一言をプラスするだけで、親子のコミュニケーションがより深まり、子どもの自己肯定感も育まれます。ぜひ、日常の中で試してみてくださいね!
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